乳房の精密検査の結果または他院で良性乳腺腫瘍と診断がついている場合は個々に応じた経過観察を相談させて頂きます。
また、授乳中に見られる乳腺炎や乳腺膿瘍は抗生剤による点滴または切開排膿の処置をさせて頂きますのでご相談ください。
日本乳癌学会が作成しているガイドラインに基づいて年に1回のマンモグラフィ検査をおこないます。
乳がんの進行度(Stage)によっては日赤和歌山医療センター放射線診断科部と連携して画像検査を追加します。
術後薬物治療が必要な場合はホルモン療法と抗HER2療法をおこなっておりますので、希望される方はご相談ください。
わずか6ccの血液を採取し、その中の「マイクロRNA」を特殊な機器で測定することにより、乳がんのリスクを判定する検査です。
特徴としてこれまでの画像検査や腫瘍マーカーよりも、早期の段階で乳がんのリスクを発見できる可能性があります。
ただし、乳がんと確定診断を行う検査ではありませんので、リスクが高いと判定された場合は、精密検査を受けることを推奨します。
この検査は乳がん検診を補完するつもりで上手に組み合わせていただけたら良いと思います。
なお、検査をご希望される方はスタッフへお気軽にご相談ください。